プランクトンは幸せなのか
私は拗らせている。全ての面において拗らせている。そしてそれと同時に自分がない。いつも話すことも言うことも適当で適当に話している。いつもどこにいて何をしているのか、そんなふうにどうやって生きているのか全くわからない。
本当にアホなほどアホな人間。どこかに飛ばしてしまいたいほど嫌な人間。
あー風船になって飛んでいければ良いのになんて言ってみるがそんなこと一ミリも考えたことはない。来世は何になりたいかとよく聞くが私は来世は人間以外が良いできればプランクトンになりたいと。でも本当にもし選べたとして私は本当にプランクトンを選ぶだろうか?マックのナゲットの味も映画館のポップコーンの味も覚えてしまった私が本当にプランクトンを選ぶのだろうか?
もしいつか死ぬとしてそもそも次の人生を歩もうと思うのだろうか?来世なんの動物になりたいか考える人間なくせに友達の連絡が遅いだけで不安になりイライラし始める。自分のちっぽけさや人間らしさ恐ろしいほど悲しくなることが多くある。それが動物になったら変わるのか?プランクトンになったら変わるのか?
そんなことを考える時間は一体何のためにあるのだろうか?不思議だ。人生はとても不思議だ。