弱さは強さ

私の好きな歌手ってみんな自分の苦悩やもがきを全面に出してそれでも完璧じゃなくても強くなくても自分の人生を諦めずに進んでいっている人なのだと思う。これまで弱さとか苦悩とかそう言うものは絶対に外に出しちゃいけないって思ってたけどそれこそが人を引き込む理由なのかもしれない。生まれてから覚えている限り自分が幸せだと思ったことはないが世間からしたら私は幸せなのだと思う。だからそんな私がぼやいたりしちゃダメなんだと思ってたしもっと大変な人はたくさんいると思ってた。でも弱さを外に出してそれでも頑張る姿はカッコよくて人を惹きつけるんだって思った。だからしんどかったらしんどいって言おう。疲れたら疲れたって言おう。そうやって進んでいくことが大事なんだよ。それがどんなに他の人の方が成功していて良いなと思うような暮らしでも、自分を見失わずに自分として生きていくことが何より大事なのだと思う。そう言う意味で私は段々と社会から現実から離れてきている。でもそこで私を繋ぎ止めているのは風船につけるほどの細く強い糸で、そんな人生甘くない、可哀想なやつになるぞ、後悔するぞという言葉である。

 

そんなことを考える中で試験はあと数日だ。絶対にもうここで蹴りをつける。試験にとにかく専念して、自分を繋ぎ止め鎖に繋ぐ。これはネガティブな意味ではなく人間何かを成し遂げるためには自分を鎖につがなければならないことが多い。ずっと繋いでいてはダメだがずっと浮いていてもダメなのである。私は決心しなければならない。繋がれる決心を。繋がれよう。方法はもうそれしかないのだ。しんどくても苦しくても頑張るんだ。